1月31日(月曜日)クラブ定休日を利用し、年一度の社員コンペが開催されました。参加者はプロ2名を含め総勢29名。
早朝時点では昨日夕方から降った雪がコース内にところどころ残るものの、コース管理担当者によるグリーン整備にて、コンペを無事行う事が出来ました。
この度このコンペで優勝したのは、マスター室所属の<谷藤あおば>です。スタートの富士コースを42、後半の箱根コースを37、トータル79のネット70.6にて、二位の安東を2点差で押さえてのものです。
< 2022年社員コンペ参加者 >
< 富士コース1番ホールにて遠藤プロ兼キャディマスター室長撮影 >
谷藤は研修生として当社へ入社するものの、現在は遠藤プロ兼キャディマスター室長のもとで、日常業務に励んでいます。
谷藤は現在週に1回程度の割合で、社員或いは友人同士でゴルフを楽しんでおり、研修生当時からは力が衰えたとは言え、グロス80切りは<さすが>と言えます。
本人曰く「とても楽しいゴルフが出来た」との事でした。
2位以下5位までは、下記の通りです。
2位 安東政幸 43/44 グロス87 ネット72.6
3位 嶋谷妃紗 39/33 グロス72 ネット73.0
4位 林 欣作 42/42 グロス84 ネット73.2
5位 柴 晴恵 35/36 グロス71 ネット73.2
なお坂田俊介プロは66、金子直矢プロが67と言うスコアでホールアウトしております。
1月23日(日)に開催された本年初の月例、名付けて新春月例競技へ、当クラブご入会後初参加された東島加衣子(ヒガシジマ カエコ)様に、お話を伺う事が出来ましたのでご紹介させて頂きます。
初参加ですので順位はつきませんが、箱根コース49、丹沢コース50のトータル99、ネット68スコア、此れが東島様初の記録となりました。
< 月例へ初参加された東島加衣子 様 >
< マスター室前にて撮影 >
東島様がゴルフへ取り組み始めたのは、今を去る事5年ほど前。会社の上司の誘いから始め、練習場は藤沢ジャンボゴルフでした。
ビギナーの域を脱し始めた頃、そろそろホームコースを持ちたい、その様な気持ちが高まって来た時、偶然当クラブの会員募集を知り、躊躇なくご入会されました。
しかしながらその後は、COVID-19の影響から当クラブでのラウンドもままならず、ハンディキャップを取得するのが精一杯でした。
東島様は競技へのご関心が有り、当初レディース杯へのエントリーもご検討された様ですが、土曜日と日曜日以外はお休みが取れない事から、今回初めてBクラスの月例競技へのご参加と成りました。
記念すべき初陣を終え、「これまで赤マークで100を切る事は有りましたが、白マークで切れたのは嬉しいです」、とのご感想でした。
今後も積極的に競技へ参加されたいとの事、益々のご活躍を祈念致しております。
晝間秀計(ヒルマ ヒデカズ)様が当クラブへご入会されたのは2021年2月ですが、以前より御殿場方面のクラブへ入会したいと言うご希望があり実現したものです。
そしてこの度、2022年度研修会へ入会申請され、晴れて会員と成られました。
< 研修会へ入会された晝間秀計 様 >
< マスター室前にて撮影 >
氏は既に神奈川県の他倶楽部へご入会されており、そのクラブでのJGAハンディキャプインデックスは5.7です。大変お上手な腕前ですが、昨年の当クラブ選手権では、1回戦で敗退しています。
この敗戦が刺激になり、自らの更なる高みを目指すには、当クラブ研修会へ入会し、会員の皆様と触れ合う事が、最善の道だとお考えに成られた様です。
氏が昨年当クラブで取得されたハンディキャップは8。当然今後の目標はハンディキャップ5下、そして出来れば静岡県倶楽部対抗戦などへの出場選手として、選出される様頑張りたいとの事です。
氏の年齢は50歳未満との事ですから、Bクラスと言う区分けになりますが、今後のご活躍に期待されます。
この度当クラブ研修会へ、馬場康人(ババ ヤスヒト)様が入会申請され受理されました。
新年度の正式な会員構成は此れからですが、いち早い入会について、馬場様のお気持ちを伺う機会に恵まれましたので、報告させて頂きます。
< 新研修会員と成られた馬場康人様 >
< マスター室前にて撮影 >
馬場様は当クラブへご入会され、約1年と年月は浅いのですが、取得されたハンディキャップは7です。
会員制クラブへご入会されたのは当クラブが初めてとの事ですが、ゴルフキャリアは約20年、25~6歳の頃からです。本格的にゴルフへ取り組む様になられて約10年、お上手な方々とラウンドされ技術などを学んでこられました。
ゴルフと真剣に向き合う過程では、レッスンプロ等にも指導を仰ぎ今日に至っていますが、「浮き沈みの少ないゴルフ技術や精神的強さを得たい」と言う思いから今回、研修会へ入会されました。
研修会の皆様とラウンドされる事で、様々な面を吸収されたいとの思いがあると共に、昨年初めて経験されたクラブ選手権のマッチプレーは魅力的で、是非今年も挑戦したいと考えておられます。
馬場様のご活躍を祈念致しております。
2022年1月23日(日)当クラブ研修会総会が開催され、昨年度の改善点などが話し合われました。総会終了後その概要を横山会長に伺う事が出来ましたので、要点をかいつまんで報告させて頂きます。
< 研修会_横山登会長 >
< マスター室前にて撮影 >
< 会議風景 >
★ 今年度のスタート組み合わせ
此れまでのスタート組み合わせは、会員の希望も含み、親しい会員同士でラウンドする傾向にあった。この事から昨年度は新規会員が増えたものの、新旧会員のコミュニケーションが充分にはかれなかった。
新会員へ疎外感や孤立感を抱かせない為にも、此れ迄のスタート方法を改善する必要があった。
この様な状況を踏まえ研修ラウンド前半は、スタート組み合わせをマスター室へ一任し、新旧会員がふれあえる様に工夫する。後半は成績順でスタートを組み合わせる事で、自らの順位が自動的に把握出来、目的意識を持ったプレーに集中出来る様にする。
★ ポイントシステムについての評価
ポイントシステムを昨年より導入したが、大きな不公平感も無く、無難なシステムを採用出来たのでは無いかと考える。
しかしながら点数に付いては再考の余地があり、全10戦を戦う中、会員のモチベ―ションが下らない様な工夫、「まだ頑張れる」と言う気持ちを、会員個々人が維持出来る様なシステムへ、更に磨きをかけて行きたい。
話し合いは長時間に渡った様ですが、少なくとも横山会長の新会員への思いやりが結実し、幾つかの改善点が見られた総会に成ったと言えます。
当クラブ11人目_2022年1月1日金子直矢トーナメントプロ誕生
新年明けましておめでとう御座います。
2022年年明けに当たり、吉報を会員の皆様へ、お届けしたいと思います。それは2022年1月1日付けにて、当クラブ所属研修生でした金子直矢が、晴れて公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)のトーナメントプレーヤーに認定された事です。
< 金子直矢PGAトーナメントプロ >
< 2021年12月末、マスター室前にて撮影 >
振り返れば当クラブ開場以来、此れ迄10名のプロゴルファーを輩出して参りました。第一号は1970年の土屋親雄でしたが、その後も4人目と成った芹澤信雄はツアー5勝を誇り、ゴルフ界の有名人として名を馳せています。
また6人目・当クラブ女子プロ第一号と成った前田久仁子は、長年女子ツアーのシード権を確保しトーナメントの顔として活躍しました。10人目は現在も当クラブに所属している坂田俊介。
そして11人目が金子直矢です。
金子はアマチュアゴルファーを脱しプロゴルファーを目指すべく、山梨の山梨学院大学を中退し当クラブの研修生となりました。3度のプロテスト受験を経て、トーナメントプロ資格を獲得した訳ですが、この経験を次の様に話しています。
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1度目は技術云々では無く、ラウンド中に壁の様なものを感じ、大きな違和感を覚えました。2度目は遠藤プロの指導もあり自信をもって臨みましたが、プレッシャーからショートパットをミスり、一打足りず2次テストで落ちました。
しかし3度目はボギーを打とうが気持ちでめげる事無く、何とかなると言う根拠の無い自信が湧いて来ていました。焦りも無く上手く自分自身を、コントロール出来ていたと思います。
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金子は自身のプロ活動を展開して行く上で、トーナメントでの活躍を目標にしています。大きな目標はJGTOツアーですが、当面このステージへ上って行く為に、QTファイナルで上位にくい込む必要があります。
とは言えQTファイナルは多くの選手が、しのぎを削り這い上がって来る試合ですので、気力・技術・体力と言う総合力が問われて来ます。生半可な状態ではたどり着けない訳ですから、当面出場出来る試合へは可能な限り挑戦し、自力をつけたいと考えています。
なお金子はアマチュアゴルファーあってのプロだと認識しており、何時も支えて下さる方々への感謝の気持ちを忘れず、頑張りたいと述べています。
会員の皆々様に於かれましても、是非ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
新年明けましておめでとう御座います。
平素はご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。
昨年一年間は一昨年に続き、COVID-19対策に終始した年だったと言えます。その様な中、来場された会員及びゲストの皆様へ、1名たりとも感染させなかったと言う事が、何よりも誇りに感じています。
また弊社スタッフに於いても日々、手洗いやうがいを励行し、健康管理に注意を払って来ておりました。これ等が功を奏したと思われ、内部からも感染者は出ませんでした。今年も又殺菌消毒を怠らない様、努力して行く所存で御座います。
ところで昨年はCOVID-19対策と共に、コース管理に大変苦労させられた年でもありました。大雨による箱根9番ホールの陥没と復旧作業、更には楢枯れが悩みの種でもありました。
とは言え会員の皆様に喜んで頂ける様、クオリティの高いコースへ改修して行く為の管理は、当然の事と考えております。様々な努力の結果、昨年はグリーン周りの傷みが少なく、芝はり作業も少なく済んでおります。
此れによりプレーヤーによる修理地からのリプレース動作が、少なくなったと思われます。また秋には新乗用カート20台を投入出来ましたので、来場者皆様の総合的な満足度を上げられたのでは無いかと感じています。
また昨年に続き丹沢コースのワングリーン化工事を、行う予定にしています。
喜ばしいい報告もあります。それは静岡県の倶楽部対抗戦に於いて、参加27倶楽部中8位と言う順位を獲得出来た事です。今年は更なるジャンプアップを狙うべく、選手皆様のモチベーションも高まっています。
本年も又昨年同様、様々な会員の皆様に喜んで頂ける様、楽しんで頂ける様、鋭意努力する所存で御座いますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
2022年(令和4年)元旦
富士平原ゴルフクラブ
支配人 鈴木 幹男
4月4日に第1回戦が開催された男子研修会ですが、12月12日の第10回戦をもって最終戦と成りました。この結果、研修会員皆様の1年間に於ける活動の集大成として、総合順位が確定しました。
所属する30名の会員皆様が、自らの技術向上と会の発展を目指し、切磋琢磨して来た1年間でしたが、この度当クラブ所属の遠藤プロ兼キャディマスターより、その成績を発表させて頂きます。
< 2021年度男子研修会最終成績を遠藤プロ兼キャディマスターが公表 >
< 12月19日マスター室前にて >
なお当かわら版では、上位10名の方に限定し公表させて頂きますが、詳細はマスター室までお問い合わせ頂きたく、お願い申し上げます。
★ 男子研修会2021年(令和3年)度成績上位10名(敬称略)
1位 長島 英樹
2位 相原 和夫
3位 舟橋 史郎
4位 竹原 宏
5位 奥津 久史
6位 城 和春
7位 渡辺 達也
8位 佐藤 充
9位 三浦 俊一
10位 髙山 賢一
上位6位までの6名様が、2022年度静岡県倶楽部対抗戦の正選手と成り、7位と8位の2名様はサポート選手と言う位置づけになります。
今年1年間の活動を振り返り、研修会・横山会長から次の様なコメントを寄せて頂きました。
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コロナ禍の中、様々な制限を受けての活動は、新入会の方々を歓待出来ず、研修会機能が半減された様にも受け取れました。
来年はスタート順や組合せなども工夫し、新入会の方々とコミュニケーションを取り易くする必要があると考えています。
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今回は1年を終わるに当たり、倶楽部対抗戦の選手選出が決定した事を、報告させて頂きましたが、総括と今後の運営方針は、来年1月の総会にて話し合われる予定です。
皆様1年間お疲れ様でした。
寒さが厳しくなって来た12月12日の日曜日、雪を裾野まで抱いた富士山が青空の中にくっきりと顔を出し、研修会競技ご参加の18名を迎えてくれました。正しく本日が、今年度最後の10戦目です。
この日年間成績トップを突き進む長島英樹様は、スタートの富士コースを39、バックナインの箱根コースを37のトータル76ストロークでラウンドされました。結果はネット成績9位、グロス成績1位と成り、年間最優秀成績をゆるぎないものとしたのです。
< 2021年12月12日マスター室前にて >
此処までに至る今年度の長島様のデータを、若干振り返ってみたいと思います。10戦中トップ獲得が6試合、それ以外の試合でも大きく崩れる事が無く、更にはクラブ選手権をも制覇しており、正しく横綱相撲とでも言える1年でした。
10試合のトータルスコアは755、アベレージは75.5。当研修会が採用しているベスト6試合でみれば、アベレージ73.7ストロークです。トップアマに相応しい成績だったのでは無いでしょうか。
長島様はアベレージ75を切りたい、と常々公言されています。自らに課した課題とも言えますが、此れが長島様のモチベーションにもなっていると思われます。
この様に見て来るとストイックで神経質な人物を想定してしまいますが、ご本人は至ってジョーク好きで、お仲間との和を大切にされています。「研修会の仲間と楽しいゴルフをしたい」、此処を基本に据えて日々ラウンドされています。
ところで一般アマチュアからすれば、大変羨ましいゴルフを展開されている長島様ですが、ゴルフは30歳代に入り「仕事上のお付き合い」から始められています。
捉えず始められたゴルフですが、その後の進歩が目覚ましく、現時点で振り返れば40歳代のプレーと実績がキャリアハイだったとの事。
その後は研ぎ澄まされた感覚が蘇らない、徐々に薄れていく、その様な悩みを抱えて居ましたが、「今年は40歳代時のイメージが時おり蘇る事があった」、と述懐されています。
今後の目標は静岡県の倶楽部対抗で優勝し、「平原の仲間」と全国大会へ出場したいとの事です。是非夢の実現へ向け、走り続けて頂きたいと思います。
「ベンホーガン・パーソナル」と言えば、知る人ぞ知るアイアンの名器です。
有名プロゴルファーのジャンボ尾崎プロも、ブリヂストンから自らの「Jumbo MTNⅢ pro Model」を出す以前は、ベンホーガンを使っていました。
また同時代に尾崎プロと常に優勝争いをした中嶋常幸プロ、その中嶋プロ用に開発された「ミズノプロ TN-87」は、その参考に成ったモデルがこのクラブであった事は、広く知られています。
そして当クラブに於いてもゴルフギアにこだわりをもち、「ベンホーガン・パーソナル」を操る会員の杉本佳宏様がおられます。この度このクラブ使用に関するお話を、杉本様から伺う事が出来ましたので、紹介させて頂きます。
< 杉本佳宏 様 >
< 2021年11月28日箱根コース1番ホールにて >
< ベンホーガン・パーソナル >
< 3番~ピッチングウエッジまでの8本セット >
このクラブは、杉本様にとり指導者にあたる方に勧められたのが、使用するきっかけです。
此れ迄もソリッド型のアイアンを使用して来た事から、形状そのものに対する抵抗感は有りませんでしたが、このクラブは兎に角距離は出ないし難しい、此れが固有の特徴になっています。
杉本様がこのクラブを使用し始めてから既に4年経ちますが、形状の美しさからほれ込んで使用しており、この難しいクラブでボールを真芯で捉えられた時は、何物にも替え難い満足感を味わせてくれるとの事。
またこの時、自らの技術力が向上していると言う実感が有り、此れがゴルフのモチベーションにも繋がっています。
もっと上達したい、良い球筋のボールを打ちたい、この向上心を無くさない為にも、このクラブを使い続けて行きたいと杉本様は考えています。
同氏のゴルフキャリは18年ほど、当クラブ会員に成られたのは2年前、研修会員でもある同氏のゴルフ美学は、飽くなき探求心で貫かれています。是非ともベンホーガン・パーソナルで、ひと花咲かせて頂きたいと思います。