2020年女子マッチプレー選手権競技は、新型コロナウイルスの影響を鑑み、中止せざるを得なくなりました。
その様な中、昨年この競技で優勝された池田久美子様より8月に入り、昨年の思い出であるとかゴルフに対するお考えなどを、伺う事が出来ましたので報告させて頂きます。
< 2019年女子マッチプレー選手権競技優勝・池田久美子様 >
< 8月16日マスター室前にて撮影 >
広報:昨年の優勝を振り返って頂けますか?
昨年を振り返って、やはり感じるのは運ですね。
優勝するのには気力や体力、そして技術も大切だとは思いますが、最後に勝負を決めるのは運の様な気がします。
それが昨年、私には運が有ったのだと、つくづく思います。
広報:今年選手権が中止になりましたが、思いをお聞かせ下さい。
残念な気持ちも有りましたが、社会全体が自粛していますので、仕方ないと割り切っています。今は来年また頑張ろうと切り替えています。自分の中では、整理出来ています。
広報:来年と言ってもまだ長いです。どの様にモチベーションを維持されていますか?
1年間同じリズムを作って行くのは、大変難しいですね。
私は年間を通じて、ゴルフを楽しむ時期、ショットを試す時期、そしてスコアにこだわる時期、といろいろ分けて取り組んでいます。それが気分転換にもなっています。
広報:普段の練習方法などを教えて下さい。
練習場へはほとんど行きませんね。年間5回有るか無いかと言う状況です。週に2回ほどラウンドしておりますので、それが練習と言えば練習ですね。
ゴルフは長く続けて行きたいので、体のケアも考えて今後は取り組んでいきたいです。ガムシャラに練習する事は、今は無いですね。
広報:ガムシャラに練習していた時期もあったのですか?
有りました。20歳代でゴルフを始めましたが、それから約7年間は、毎日と言っていい程、練習場通いをしていました。
周囲の方々から、「練習場へ住んだら」などと冗談を言われる程でしたね。
広報:一時ゴルフから離れていたとお聞きしましたが。
子育てが始まって、子供が高校へ進学する頃までは、全く止めていました。
広報:何時から再開されたのですか?
今から8年ほど前ですね。再開してからしばらく80台のスコアでまわれていたのですが、ある日突然80を切ってしまったのです。
これが転機でしたね。
広報:今後の目標を教えて下さい。
そうですね、出来れば選手権3連覇が目標です。この記録は私以外、現在ではチャンスが有りませんので、是非挑戦したいと考えています。
池田様のゴルフに関する様々なお話を伺えた30分でした。今後益々のご活躍を祈念致しております。
長時間有難う御座いました。
梅雨あけの8月に入り、当クラブに於いて楢木の害虫被害が散見され出し、18日現在で不正確ながら、推測で100本ほどは有るものと思われます。
この状況は当クラブのみの問題では無く、静岡県ゴルフ場協会加盟東部支部エリア17コースに於いても、程度の差こそあれ同様です。被害の無いコースを数えた方が早い程であり、その対策は喫緊の課題になっております。
< 富士コース1番ホール左サイドの楢木 >
< 上記画像の中心に見えるのが楢木であり、ピンク色に見えますが、実際は枯れています。>
本日19日には東部支部のキーパーが集まり、緊急の対策会議が開催される予定になっておりますが、県の森林整備課によれば、❶燻蒸 ❷1㎝以下への破砕 ❸燃やす と言う三つの対策が有るとの事です。このどれも皆基本的には、伐採を伴うものです。
作業が始まりますと伐採音がうるさく聞こえる事と思いますが、会員の皆様には何卒ご理解を賜りたくお願い申し上げます。
7月26日(日)に開催を予定しておりましたバースディカップですが、当日の大雨の関係から中止せざるを得ませんでした。
この競技へは約50名の方々が、エントリーされておられました。トップスタートが8時12分でしたので、7時半頃には多くの方々が到着されており、降りしきる雨に不安なお気持ちが、複雑に交差していた事と思われます。
< 中止を発表する鈴木支配人とお集まり頂いた参加者の皆様 >
スタート時間を1時間遅らせ様子を見るものの、止みそうにない雨、そしてコースコンディションなどを総合的に判断し、競技を中止とさせて頂きました。
当競技会を楽しみにして下さり、また会員皆様におかれましては、ご友人などをお誘い頂いている状況から、クラブでも苦渋の決断となりました。
< マスター室前から見える雨模様 >
今後とも宜しくお願い申し上げます。
7月19日(日)午後、遠藤プロを先頭に総勢8人で、駐車場前の花壇の補修を来ないました。この花壇が造られたのは、今を去る事16年ほど前に成ります。
現在稼働している乗用カートを導入した時に、当該花壇も整備され今日に至っておりましたが、やはり経年劣化が激しく、一部分は病害に侵されてもおりました。
当日はマスター室のスタッフを中心に、キャディ4名の手助けも有り、約3時間の作業でしたが、新鮮なツツジへ入れ替える事が出来ました。
このツツジは、丹沢コースで予てから養生していたものですが、大きさも適切なものへと成長した事から、この度の入れ替え作業となりました。
花壇は3メートルの大きさのものが、7ヶ所に設置されています。来年には綺麗な花を咲かせ、会員の皆様をお迎え出来る事と思います。
是非、楽しみにして頂ければと思います。
かつて当クラブの所属でしたJLPGAのプロフェッショナル会員である前田久仁子氏が、7月中旬当クラブを訪ねて下さり、様々なお話を伺う事が出来ましたので、報告させて頂きます。
< 一般社団法人 日本女子プロゴルフ協会 会員・前田久仁子 氏 >
< 2020年7月16日 マスター室前にて撮影 >
前田プロは23歳の2001年よりツアーで戦い始め、2004年よりその活躍が顕著となり、2015年まで第一線で活動されました。その成績の一端を、下記へ簡単にまとめてみました。
・2010年 獲得賞金 5,291,925円 賞金順位81位
・2009年 15,746,900円 47位
・2008年 15,708,000円 50位
・2007年 33,446,055円 23位
・2006年 22,821,662円 33位
・2005年 14,536,750円 44位
・2004年 11,102,428円 43位
広報:どの様な経緯で当クラブへ来られたのですか。そして何年間在籍されたのでしょうか。
かねてから交流の有った男子プロの藤田寛之さんへ、高校生の時に進路の件で相談したのです。私の話を聞いて下さった藤田プロが、芹沢プロへお話して下さり、更に芹沢プロからこちら所属の遠藤プロへ、お話を通して下さったのだと思います。
研修生として受け入れて頂ける事になり、高校卒業後直ぐに来ましたので、18歳から36歳まで約18年在籍していました。
広報:プロテスト合格は何歳の時ですか。
22歳の時です。20位タイの24名が合格しました。
広報:15年ほどツアーで戦って来ていますが、記憶に残る試合か、ベストショットを教えて下さい。
私はフジサンケイレディスクラシックの会場となる、川奈の富士コースが大好きなんです。此処の17番パー3は、テレビ中継されますので有名です。
打ち上げて砲台グリーンと言う難易度の高いホールですが、このホールで確か2007年だったと思いますが、もう少しでホールインワンと言うショットを打てたのです。
ギャラリーからも沢山の拍手を頂き、あの感動は今でも忘れられません。800万円の賞金がかかっていましたので、取れなくて残念でした。
永久シード選手の岡本綾子さんとは、今でもお付き合いがあり、ソフトボールの試合などをしております。
岡本さんの最後の試合となられました2005年のリゾートトラストは、組合せで一緒になったのですが、今でも懐かしく思い出されます。
広報:現在の活動状況を教えて下さい。
子供にも恵まれましたので、これからは少しづつ準備をしながら、試合へ出たいと考えています。コロナの関係からスケジュールは狂ってしまいますが、気持ちが前向きになり、高ぶりつつ有ります。
契約に関するオファーも有りますので、レッスンなども取り入れ、ゴルフを主にした生活へ戻したいと考えています。
「プロゴルファー前田が、時々主婦もやります」、と言う感じになるのかと思います。
広報:最後に当クラブ後輩の方々への一言を頂けますか?
沢山練習して、頑張って頂きたいですね。
前田プロにはお忙しい中、当クラブへおこし頂き、また貴重なお話を伺う事が出来、誠にありがとう御座いました。
御礼申し上げると共に、今後益々のご活躍を祈念致しております。
7月5日(日)の月例競技へ、3名の女性会員の方々が、ご参加されておられました。その中のお一人である池田良子様に、お話を伺う事が出来ましたので、本日紹介させて頂きます。このシリーズ、池田様のご登場で最後と成ります。
池田様の会員歴は、約8年に成ります。一足先にご入会されていた、仕事仲間の片岡祐子様からのお誘いで、当クラブへご入会されたとの事です。
その後更に月例競技へも、片岡様と共にご参加されておられます。
片岡祐子様によれば10年ほど前、月例競技への女性参加者は片岡様お一人だった様で、男性陣から大切にされるものの、やはり女性のお仲間がいてこそ心強く、片岡様が誘って池田様が参加され出しました。
池田様は片岡様の良き戦友に、なられたのだと思われます。
< 7月の月例競技へご参加された池田良子 様 >
< 箱根コース2番ホールにて撮影 >
この様な形で競技会へ参加されて来た池田様ですが、この約8年間を振り返り一番の思い出は、2016年のグランドチャンピオン大会で優勝した事です。
この感動は、今でも忘れられない一コマに、なられている様です。
毎週当クラブへ足を運んで頂きラウンドされている池田様ですが、こと競技に関しては、Bクラスの月例競技で優勝する事を目標にされています。
是非、頂点を目指し頑張って頂きたいと思います。
ホールアウトされて間もなく、身支度にお忙しい中、お話を聞かせて頂き誠にありがとう御座いました。感謝申し上げます。
7月5日(日)の月例競技へ、3名の女性会員の方々が、ご参加されておられました。その中のお一人である片岡祐子様に、お話を伺う事が出来ましたので、本日紹介させて頂きます。このシリーズ、お二人目のご登場です。
片岡様がゴルフに触れたのは20年ほど前の事ですが、しっかりと取り組み出してからは約11年が経過しました。その一環で当クラブへも、ご夫妻にてご入会されております。
片岡様はお仕事を持たれている関係から、ラウンドは日曜日がメインに成っており、ご夫婦にて来場されておられます。ご夫妻にて趣味が共通していて、行き帰りの車中でコミュニケーションが取れるのは、何とも羨ましい限りです。
勝手な想像ですが、行き帰りの車中では、いつも片岡様の明るい笑い声が、聞こえて来そうです。
< 7月の月例競技へご参加された片岡祐子様 >
< 箱根コース2番ホールにて撮影 >
ところで片岡様が常日頃心掛けている事は、ラウンドスコアで100を切る事です。その為には技術の進歩が不可欠として、現在師事しているプロゴルファーからレッスンを受けられています。
『毎回プロからダメ出しされます』と片岡様は自虐ネタをご披露して下さったのですが、レッスンを楽しまれているのが、伺っているこちらにも良く伝わって来るものでした。何事も嫌々やっては、吸収力が悪いですよね。
片岡様の当競技会に於ける当面の目標は、Bクラスでの優勝です。きっぱりと明言されるその姿勢には、力強い意志を感じさせます。
必ずかなうと思いますので、是非頑張って頂きたいと思います。その時は、どの様なお祝いになるのでしょうか。楽しみですね。
お帰りのところ、貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとう御座いました。
7月5日(日)の月例競技へ、3名の女性会員の方々が、ご参加されておられました。その中のお一人である中澤節子様に、お話を伺う事が出来ましたので、本日紹介させて頂きます。
中澤様はゴルフをお始めになり30年以上に成ります。ちょうどバブル経済華やかな時期からお始めになり、当時は簡単にスタート予約が出来なかったのを覚えておられます。
それから10年ほどが経過し、当クラブ会員になれた訳ですから、会員歴は約20年と言う事になります。
< 7月の月例競技へご参加された中澤節子様 >
< 箱根コース2番ホールにて撮影 >
中澤様はかつて当クラブで、ハンディキャップ16を獲得されておられました。大変お上手だった訳ですが、現在は22との事です。
「だんだん落ちて来るんですよ」とコメントされるものの、現在はスイング改造に取り組んでおられるとの事ですから、お気持ちの上では決してめげてないのだと思われます。
クラブ競技へ積極的にご参加されている中澤様にとって、これまでで一番記憶に残っているのは、2014年の女子マッチプレーで準優勝になった事です。これが此れ迄の当クラブに於ける競技活動の中で、宝物とも言える大切な思い出になっています。
中澤様は現在、プロからのレッスンを受け、より良いスイングを身につけるべく練習に励むと共に、更に柔軟な筋力強化を目的としてフィットネスにも力を入れています。
お話を伺えば伺うほど、中澤様のひたむきな努力には、頭が下がる思いです。中澤様の貴重なお話を、伺えた5分間でした。
有難う御座いました。
7月5日(日)に開催された月例競技へ、小松様ご兄弟がご参加されていました。お二人は双子のご兄弟で、お兄様は画面へ向って左側の小松一二(コマツ カツジ)様、弟様は右側の小松一三(コマツ カツゾウ)様です。
弟様の一三様が当クラブへご入会されたのは、今を去る事30年前の1990年です。当時はバブル経済華やかな頃であり、会員権も相当高かったとの事です。
その後10年が経過した2000年頃に、お兄様の一二様がご入会されました。動機は御兄弟でご一緒にゴルフをしたいからです。
一二様はお仕事の関係から、他クラブへも幾つかお入りになられているものの、それは取引先への接待として活用されており、プライベートではもっぱら当クラブでラウンドされています。
お二人は今年誕生日を迎え79歳になられますが、月例競技はほとんどお二人でご参加されており、今後も出来る限りゴルフを楽しんで行きたい、とのご希望をお持ちです。
ちなみに成績は一三様が箱根コース56、丹沢コース46のトータル102で、ネット68の14位でした。またお兄様の一二様は箱根コース52、丹沢コース58のトータル110で、ネット75の31位でした。
一二様が弟様の一三様へ向かって「僕が負けちゃったね」と発言されておられましたが、大変微笑ましい光景でした。
今後もご健康に留意され、お元気な姿を見せて頂きたいものです。
< 2020年度研修会新規ご入会された井上和巳 様 >
会員歴約20年の井上和巳様が、2020年度研修会へご入会され早3ヶ月ほどが経過しました。6月28日の日曜日に開催されました研修会へご参加された井上様より、お話しを伺う事が出来ましたので紹介させて頂きます。
井上様はかつて当クラブ研修会に所属されておられましたが、お仕事の関係から在籍2年ほどで、退会せざるを得なかったのです。
競技ゴルフを志向されていた井上様にとって、苦渋の決断だった事と思われます。
とは言えその後、クラブチャンピオンにも輝いておりますので、腕は衰えていなかった事を自ら立証されたとも言えます。現在のハンディキャップは8との事ですが、最高で5か4だったと記憶されています。
この様なお話を伺いますと、ほんの数年前よりハードな仕事から解放された井上様が、また研修会へご入会されたのもうなずけます。
現在井上様は神奈川県アマへも挑戦されているとの事ですから、当クラブ研修会での競技活動は、車の両輪の様な形で、有効に機能しているのではないかと想像出来ます。
井上様は競技ゴルフを今後更に、加速して行きたいとのご希望をお持ちです。井上様のゴルフ人生第二幕が、始まったばかりです。