< 原田沙織 様_ティーチングプロフェッショナル会員(A級)>
18歳からゴルフに取り組み始め、20歳時に当クラブ会員となった原田沙織プロを、本日は紹介させて頂きます。
原田プロは5年ほど前の2015年1月1日に、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(以下JLPGA)の会員として、正式に登録されました。
現在原田氏は、東急系練習場を中心にしたレッスンと大学に於けるゴルフの講義、この二つの活動を中心にご活躍されております。
広報:競技ゴルフに付いて御聞かせ下さい。
20歳過ぎてからだと思いますが、毎年関東月例と関東女子アマへ、出場して来ました。初めて参加したのは、千葉県の袖ヶ浦CC新袖コースで開催された関東女子アマですが、此処で競技の楽しさにふれて、以降のめり込んで行った様に思います。
広報:プロを目指しましたか?
25歳の時に師匠である出水田(イズミダ)プロに勧められ、初めて受験しました。合計3回受験しましたが、一歩及ばずトーナメントプロには成れませんでした。
当初から3回と決めておりましたので、失敗後は方針転換しティーチングの勉強に力を入れる様にしました。今では今日までゴルフから離れず、続けられて来て良かったと思っています。
広報:JLPGAのA級資格取得までを教えて下さい。
JLPGAの会員には、大きく分けて2種類有ります。プロテストに合格した会員と、ティーチング資格を取得した会員です。
現在会員総数は1,145名ですが、その内A級は206名のみです。少ないなと感じられると思いますが、これはこのA級取得のハードルが高いからです。
1つは年数です。私が挑戦し出した時は、どの様な方でも最短で7年必要でした。これに対し協会は2020年に改革のメスを入れ、今年から最短3年で取得出来る様になりました。
広報:A級取得は狭き門なのですね!
そうですね。女性には妊娠・出産と言う特有のライフスタイルが有りますので、途中で断念される方が多いですね。
私の時も同期は29名いたのですが、最終的にA級を取得したのは4名でした。
広報:A級はペーパーテストも大変と聞きますが?
大変です。大学の受験勉強時よりも時間と労力をかけて、取り組んだと思います。今思えば、一番勉強しましたね。
広報:現在は大学でゴルフの授業を持たれているとの事ですが?
現在、出身大学で非常勤講師をしております。前期と後期で15回の講義を受け持っていますが、毎回下準備を万全にし、気力充分な体制で臨んでいます。
広報:授業での喜びとは、どの様な時に感じられますか?
受講する学生の多くが、ゴルフ初心者です。この様な学生がボールを打てる様に成ったり、自発的に練習場へ行ったり、更には夏休みの帰省時にお父様と練習場へ行った話などを聞けた時が、最高に嬉しいですし仕事の醍醐味を感じます。
広報:話は尽きませんが、最後に一言頂けますか?
5~6歳からゴルフ一筋のお子さんも居りますが、出来れば幼少期は様々なスポーツを体験される方が宜しい様に思います。
結果としてゴルフを選択されるのは良いと思いますが、様々なスポーツを体験する事が、体づくりには大変重要だと思います。
会員の皆様のお近くに、小さなお子様が居られましたら、その様に教えて頂きたいと思います。
今回は長時間にわたりお話し頂き、誠にありがとう御座いました。原田様の今後益々のご活躍を、祈念致しております。
< 研修生_大木佳世子 >
2020年5月中旬より研修生として大木佳世子が、加わりましたので報告させて頂きます。
大木は2000年生まれですので、今年二十歳を迎えます。高校卒業時に進学か或いはプロゴルファーへかで迷うものの、ジュニア時代から取り組んで来たゴルフへかけてみたく、神奈川県のゴルフ場へ勤務しました。
しかしながら充分な練習環境を確保出来ない事から、意を決し当クラブで研修生として出直す事にしたのです。
大木のゴルフの持ち味はアプローチとパットですが、課題は何と言っても飛距離です。この点をカバーする為に、最近はフィットネスへも力を入れており、徐々にその成果が出て来ています。
目標とする選手は、2019年JLPGAの賞金女王に輝いた鈴木愛選手です。鈴木選手のパットは目を見張るものがあり、お手本にしたいと考えています。
今年プロテストへ挑戦する事は出来ませんが、来年へ向け力を蓄えて行きたいと考えておりますので、会員の皆様のご声援を宜しくお願い申し上げます。
< ゴルフダイジェスト社様よりロゴ資料のご提供を頂きました。>
当クラブ研修生の男女合わせた4名が、6月初旬に『月刊ゴルフダイジェスト』誌の取材を受けました。ゴルフ場業務をこなしながらゴルフの研鑽に励み、明日のプロゴルファーを目指す研修生の姿を、紙面にして頂いたものです。
柴をメインに金子、山本、大木の4名が、密着取材されたのです。
同誌の見開き2ページへ、カラーで特集されるとの事ですので、会員の皆様には是非一度お目通し頂き、ご感想などを本人たちへ伝えて頂ければ、今後の励みになるものと思われます。月刊誌の概要は、下記の通りです。
■ 誌名 月刊ゴルフダイジェスト
■ 発売 6月19日(金曜日)書店やコンビニで朝にはお買い求め頂けます。
■ 価格 690円(税込)
当クラブでは古くから研修生を受け入れており、中には大成され有名なプロゴルファーになられた方も居ります。ゴルフの技術のみならず、会員の皆様と接する中から、社会人としての一般常識を身につけ、研修生には成長して行って欲しいと当クラブでは考えております。
この様な研修生の日常を伝えて頂ける事に、当クラブとしても大変感謝致しております。
< 遠藤 朋之 様 >
25番目の選手として2020年5月、研修会へご入会の手続きをされたのは遠藤朋之様です。ご存知の方も多い事と思いますが、遠藤様は2018年に当クラブの選手権覇者です。
遠藤様のゴルフキャリアは長いものの、10年間ほどのブランクがあり、再度取り組み始めたのは今を去る事15年前です。
ゴルフに付いては勝った負けたと言うよりも、和気あいあいと楽しみたいと思われており、今回研修会へご入会されたのも、会を盛り上げる一員に成れたらと言うお気持ちの様です。
とは言えやるからには倶楽部対抗の選手として、活躍したいとのお考えも遠藤様にはある事から、研修会に於ける選手選考は今後一層と激しくなるものと思われます。
ちなみに遠藤様のハンディキャップは現在3です。
< 柴 晴恵 研修生 >
当クラブ研修生の柴 晴恵が、日テレBSにて放送されております『ゴルフサバイバル』へ、出場しております。
既に先週の金曜日、6月5日に第1回目が放映されており、柴は2回戦への出場権を確保出来ております。第2回目の放映は、6月12日の21時(夜の9時)に予定されています。
この『ゴルフサバイバル』は10名の女子選手が、100万円の優勝賞金を目指し、シュートアウト方式で競うものです。
毎ホール1名の脱落者が出る事から、9番ホール目は2選手のみが残ります。この2名による決勝マッチで、100万円獲得者が決まるものです。
撮影に使用されたゴルフ場は、同じ静岡県の中伊豆グリーンクラブ・インコースです。10番から18番までの9ホールは、なだらかながらも距離が有り、試合会場としてはフェアな選択だったと言えます。
この『ゴルフサバイバル』へ柴は、今回で2度目の出場に成ります。TV局側からのオファーにて出場出来た訳ですが、視聴者反響を重視する放映側としては、当然これまでの柴に対する好評価が、選出理由に成っているものと思われます。
会員の皆様には、是非次回の放送をご覧頂き、応援して下さる様お願い申し上げます。
< 9番ホール_430ヤード/425ヤード・Par4>
本日は坂田プロコース攻略シリーズの第18弾、富士コース9番ホールです。今回で最終回となりました。このシリーズが会員の皆様にとって、少しでもご参考にして頂ければ、幸いで御座います。
< プロのホール攻略 >
この9番ホールのティーショットは、風に大きく左右されます。フォローの風が吹けば、下の段まで行きますが、吹かないと手前に残ってしまいます。
風の読みも大切ですが、更に使用グリーンによっても、狙いどころが変わって来ます。
このホールのグリーンは、対角的に攻めて行きたいと考えています。Aグリーンの時はフェアウエーの真中か或いは左サイドから、Bグリーンの時は右サイドからセカンドショットを打てる様に考えています。
この様な状況分析で、自ずとティーショットの狙い目も定まって来ます。また打ち下ろしのこのホールは、ティーショットが曲がり易い傾向に有ります。
方向性重視で、ティーショットを打っています。
< 会員の皆様へのアドバイス >
このホールはフィニッシングホールに相応しく、難易度が高くなっています。パーが取れれば上出来、ボギーでも仕方ない、と言う気持ちで臨んで欲しいです。
このホールはミスが出やすい設計になっていますので、極力ダボ以上を打たない事がスコアメイク上必要です。
ティーショットは僕でも下の段へ行く事は、早々有りませんので、フェアウエーキープを目指して打って行って頂きたいと思います。
< 8番ホール_384ヤード/342ヤード・Par4>
本日は坂田プロコース攻略シリーズの第17弾、富士コース8番ホールです。
< プロのホール攻略 >
この8番ホールは、左サイドにバンカーがあり、右サイドは右へ傾斜していて、漫然と打ってはいけないと考えています。
ティーショットはフェアウエー真中から、若干ドロー気味に打ちたいと考えています。兎に角フェアウエーをキープする事が大切です。
ティーショットをしっかりと打てれば、僕の場合Aグリーンまでのセカンド距離は、100ヤードほどに成りますのでバーディを狙って行きます。
< 会員の皆様へのアドバイス >
このホールはフェアウエー真中を目標に、しっかりティーショットを打って頂きたいですね。距離が出ない方ですと、フェアウエーの上り傾斜にあたってランが出ません。
コースヤーデージだけを見ますと、一見距離が無い様に思えますが、会員の皆様にとっては難しいホールだと思います。
距離だけを見て油断は禁物です。
ティーショットがカギになるホールです。
< 7番ホール_383ヤード/361ヤード・Par4>
本日は坂田プロコース攻略シリーズの第16弾、富士コース7番ホールです。
< プロのホール攻略 >
この7番ホールは、フェアウエー真中に7本の木が有りますが、僕の場合は木の上を狙ってティーショットを打ちます。
7本の木が密集している左サイドを狙い、当たりが良ければ残り距離は100ヤードほどに成ります。
Aグリーンは二段グリーンですので、上の段へ止めるのはなかなか難しいのですが、ピンをデッドに狙って行きバーディを取りたいホールです。
奥のバンカーにだけは、入れない様に気を付けています。
< 会員の皆様へのアドバイス >
フェアウエーに立ちふさがる7本の木は、会員の皆様にとってプレッシャーになるものと思います。
しかし木までは約210ヤードですので、会員の皆様もティーショットのアタリが良ければ、木の前にボールは出せると思います。
但し木の上を越そうとか考えると、高いボールの出ない方ですと、難易度が高くなってしまいます。Aグリーンでしたら木の左狙い、Bグリーンでしたら右狙いと、割り切った方がこのホールは攻めやすいと思います。
上がり3ホールの出だしホールで、つまづきたくは無いので、木の先へボールが出れば良しと言う気持ちで、ティーショットを打って欲しいですね。
< 6番ホール_505ヤード/466ヤード・Par5>
本日は坂田プロコース攻略シリーズの第15弾、富士コース6番ホールです。
< プロのホール攻略 >
この6番ホールはバーディが、取れるホールとしてカウントしています
狙い目はフェアウエーの右サイドです。右側の松の上狙いで、ティーショットを打ちます。
上手くポジションキープ出来た時には、Aグリーンで残り距離は200ヤードを切りますので、確実にツーオンを狙って行きます。
Bグリーンですと、残り距離は160ヤードほどです
このホールは難易度が高く無いので、取りこぼしだけは避けたいと考えています。
< 会員の皆様へのアドバイス >
このホールの右側はOBが有りますので、ティーショットはフェアウエーのセンター、或いは左サイド狙いで良いと思います。
ティーショットが成功すれば、パーオンも見えて来ますので、パーが取り易いと思います。
マンぶりするホールでは有りませんので、力まないで確実にフェアウエーを捉えて欲しいです。
グリーンは極端な癖が有りませんので、三打目で積極的にピンを狙えると思います。三打目勝負で、バーディも取れると思います。
< 5番ホール_186ヤード/160ヤード・Par3 >
本日は坂田プロコース攻略シリーズの第14弾、富士コース5番ホールです。
< プロのホール攻略 >
この5番ホールのAグリーンは、190~200ヤードほどの距離が有ります。ティーショットはセンター狙いで、オーバーだけは気を付けています。
返しが難しからですが、奥よりも手前へショートした方が、パーが取り易いと思います。
Bグリーンも同様で、奥へだけはこぼしたく無いです。
難しい所は誰がやっても難しいと思いますが、そこへ打たないのがマネジメント力ですし、技術だと思います。
ティーショットで使用するクラブは、5番か6番アイアンです。
< 会員の皆様へのアドバイス >
このホールは距離が有り難易度が高いので、パーが取れれば良しとするホールだと思います。会員の皆様に気を付けて頂きたいのは、グリーンオーバーと右のバンカーです。
ティーショットで長いクラブを持つ事になると思いますが、グリーンに乗らずショートしても、「ここからならパーが取れる」と考えてプレーして下さい。