会員の皆様を中心に多くの方々からご声援頂きました、坂田プロの中部オープンに於ける結果をお知らせします。
残念ながら結果は、67位タイでした。
本競技は2019年7月31日~8月2日までの3日間、石川県の片山津ゴルフ倶楽部白山コース(7,118ヤード、パー72)を舞台に開催されました。天候は3日間とも晴天に恵まれましたが、何と言っても天敵は暑さでした。
6月に開催された2会場での予選会を勝ち抜き、出場権を確保した選手を含めた150名にて、初日と2日目の本戦の予選が戦われました。
坂田プロはこの予選を見事に突破し、最終日の決勝へ駒を進める事が出来ました。坂田プロの予選を振り返れば、初日1オーバーの73にて39位タイ、2日目も同じく1オーバーの73にてトータル2オーバーで35位タイでした。
86名が決勝を戦う中で坂田プロは、安全運転では上位進出が出来ないと考え、果敢にピンを攻めたのです。ところがこの戦術が裏目となり、セカンドショットでグリーンを外すケースが多くなり、守勢に回る事に成ってしまいました。
結果は最終日の一日だけで7オーバーの79となり、トータル9オーバー67位タイとして本競技を終えました。この結果は悔しさがにじむものと成りましたが、今後の課題も明確になりましたので、今後一層練習を通じ弱点を克服して行きたいと考えております。
ご声援ありがとう御座いました。今後ともご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
当クラブ箱根コース1番ホール手前2ヶ所に、天然の地下水を来場者何方でも摂取出来る様にしています。
< へいげん地下水 >
上記看板には、次の様に書かれています。
「この水は、地下150mから汲み上げています。富士山の雪が解けて地下水となり麓に来るまで、数十年の時を要すると言われます。お茶・コーヒー・水割りに最高!ご自由にお持ち帰り下さい。」
この水を当日の飲料に用するのみならず、お持ち帰りになられる方もおられます。
良くご利用されている会員の方によれば、来場時には必ず持ち帰り、ご自宅での料理特にご飯を炊く時に、使用されているとの事です。
此処の水を持ち帰る様になってからは、水を購入する機会が少なくなったとの事です。
様々な利用方法が有ろうかと思われますが、あくまでも天然水ですので、長期保存には無理が有ります。とは言えプレー当日の喉の渇きを癒すには、最適かと思われます。
是非、ご活用下さい。
本日は当クラブへ今年の春に入社致しました、新人キャディの日吉実央(ヒヨシ ミオ)を紹介させて頂きます。
< 日吉 実央 >
< マスター室前にて2019年7月13日撮影 >
日吉は今年高校卒業と共に、当クラブへ3月に入社致しました。
高校生の就職活動時には、対人関係を苦にしない性格から、コミュニケーション力にたけていると自己分析し、接客業務の仕事に従事したいと考え行動しておりました。
その過程で自らピックアップした仕事が、ゴルフ場でのキャディ業務でした。
ゴルフ経験は無いものの、自ら幾つかのゴルフ場へ訪れリサーチする中で、第一候補に挙がったのが弊クラブでした。
何が就職の決め手になったのか、今更ながら本人へ確認したところ、訪問時にスタッフの皆さんが、明るく日吉を受け入れてくれた事だった様です。
此処ならやっていける、そう確信した様です。
3ヶ月間に及ぶ研修期間を経て、7月からは単独でお客様をサポートするキャディ業務へ、従事しております。
まだまだ会員の皆様に教えて頂く事が多いものの、若い故に吸収も早く、単に道具の配膳係になるのでは無く、会員の皆様、プレーヤーの相棒に成れる様、本人は努力しております。
会員の皆様には是非、顔と名前をおぼえて頂きます様、お願い申し上げます。
※ なお日吉のヨシは、土に日と書くのですが、パソコンソフトでは文字化けしてしまう為、吉と表記させて頂きました。
中部オープンは中部ゴルフ連盟が主催する歴史のある大会で、その起源は1971年までさかのぼる事が出来ます。そして今年49回目を迎えます。
当クラブ所属の坂田俊介プロが、今年石川県の片山津ゴルフ倶楽部で開催される、この歴史ある大会への出場権を獲得しました。
これは2019年6月28日(金)、愛知県の豊田カントリー倶楽部に於ける予選会で、本戦への出場枠14名の中、5位タイの成績により得られたものです。
予選会での坂田プロの戦いを振り返るならば、OUT、INともに34のトータル68、4アンダーと言うスコアでした。この予選会に於ける参加選手は75名、この中でアンダーパーは13名と言う状況でした。
当日の天候は小雨が時おり降るもので、決して絶好のゴルフ日和では無いものの、この小雨の関係から若干グリーンのコンパクションが、軟らかくなっておりました。
この状況を坂田プロは見逃すはずも無く、ピンをデッドに攻め続けたのです。そしてベタピンにつくや否や、バーディを奪う事が出来たのです。
当日はアイアンのキレと共に、パットのフィーリングがとても良かったとの事です。
中部オープン開催日は7月31日(水)~8月2日(金)までの3日間ですが、是非当クラブ会員の皆様には、同大会に於ける坂田プロの活躍へ、ご声援を送って頂きたくお願い申し上げます。
2019年1月1日よりゴルフルールが、全く新しく成りました。これはこれまでの改定と言う意味合いでは無く、新しいゴルフルールと捉える必要が有ります。
R&AとUSGAによるルール改定は、これまで4年に一度行われて来ました。前回の改定は2016年ですから、次回の改定は2020年を予定していました。しかしながらこの度、3年しか期間を空けづ、改定する事になったのです。
この度の新ルールは、さかのぼる事2012年からR&AとUSGAにより、水面下で検討されて来ました。近年大幅な改定は1984年に有りましたので、今回は35年ぶりと成る大改定でした。
此処には時代に対応して行こうとするR&AとUSGAの、並々ならぬ姿勢と決意を読み取る事が出来ます。
ゴルフルールは世界共通ですので、日本のゴルフ界も当然この新ルールに、順応して行かなければ成りません。この様な基本認識の下、当クラブに於いても会員の皆様へ、新ルール解説書を配布しようと言う事になりました。
< ルール解説書を手にする左から野口、石井、 小宮、田中各会員の皆様_2019年6月2日 >
月例競技及び木曜杯更にはレディース杯などへご参加された会員を対象に、ご希望者へ無料で下記ルール解説書を差し上げております。
6月の競技会から開始されたこの無料配布は、部数限定の為、無くなり次第終了とさせて頂きます。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
2019年6月2日この日は、A及びBクラスの月例競技が行われました。
広報担当者は丹沢コース2番ホールのティーングランド横で、Aクラスの方々のティーショットを撮影しておりました。
< 丹沢コース2番ホールにてティーショットを放つ長浜広喜様 >
後続組が途切れたひと時、ふと背中側の同コース8番ホールへ目をやれば、入って来た光景は何と下記のものでした。
長浜様と工藤豊様のお二方が、目土袋を手にディポット跡へ施用している姿でした。日本のフェアウエーは欧米の芝とは種類が異なる為、アイアンショット後は芝がばらけ、えぐられた跡のみが残ります。
このディポット跡へ目土を施して於く事で、芝の回復力が一段と高まります。更には後続組プレーヤーのボールが、そのディポット跡へ入ったとしても、不利な条件から打たされるアクシデントを防ぐ事も出来るのです。
< 丹沢コース8番ホールにて、グリーンが空くまでの間、目土作業を行う長浜様 >
他のプレーヤーへの思いやりばかりでなく、コースを大切にして下さる長浜様と工藤様の行為は、『グッドマナー』として称えられるものです。
長浜様がお帰りの時、フロントでお話を伺う事が出来ました。
長浜様によれば、「皆さんやっていますよ」と言う事では有りますが、ゴルファーの鏡の様な行為を敢えて取り上げさせて頂きました。
なお長浜様は当クラブ以外のコースでプレーされる時も同様に、時間があれば行っているとの事でした。工藤様に付いては、お話を伺う機会を逸してしまいましたので、此処ではお名前だけ使わせて頂きます。
< ロビーにて >
青木勝二(アオキ マサツグ)様は2019年5月現在74歳の御年ですが、今年の誕生日を迎えますと75歳に成ります。
当クラブへ青木様がご入会されたのは25歳時との事ですから、約50年に及ぶクラブ歴をお持ちと言う事になります。
ゴルフを始めた当初は金銭的な余裕が無く、主に河川敷で腕を磨いた様ですが、『普通のコース』でゴルフをしたいと言う欲求は強く、当クラブへ入会出来た時は大変嬉しかった様です。
当クラブは今年開場60周年を迎えておりますので、青木様は開場間もなくご入会頂いた事になります。ある意味当クラブに於ける数少ない生き証人とでも言えるのでは無いかと思われますが、ご本人もスタッフの移動まで含め、良く記憶されています。
< ティーショット >
シングルに成ったのは40歳代半ばですが、その後60歳を迎えた時、俗に片手シングルと言われる3までになりました。
加齢と共に体力の衰えは否応無しに、そして誰しもが経験する事ですが、それは青木様も同様で60歳を過ぎてから、徐々にハンディキャップが増えて行きました。
しかし此処からが青木様の素晴らしいところで、その落ち具合が大きく無い為に、他のゴルフ場でエージシュートを達成する事も出来ております。
一般的に体力や技術の衰えが小さく、そして年齢が加算して行けば、エージシュートは可能なのだろうと理論上は考えられても、プロと言えどもなかなか実行出来ているケースが少ないのも又事実です。
< パット練習中 >
青木様が達成したエージシュートの記録は下記の通りです。
1回目 2014年09月13日 越谷ゴルフ倶楽部(現・KOSHIGAYA GOLF CLUB) 70歳にてスコア70
2回目 2016年10月27日 富士の杜ゴルフクラブ(旧・太陽CC) 72歳にてスコア71
青木様の長い会員歴で思い出に残る事と言えば、今やゴルフ界の人気者であり、レデュラーツアーではトップクラスまで登りつめた芹沢信雄プロが、当クラブで研修生をしていた当時、様々なアドバイスを受けた事です。
現在も当時の事が鮮明に思い出される様ですが、その様な記憶と共に達成したい目標は、やはり当クラブでのエージシュートです。
日々挑戦中ですが、気合が入り過ぎて空回りする事も、これまで5~6回有った様です。しかし現在ドライバーも含めクラブを振り切ってスイング出来ている事から、何時かは必ずチャンスは来るとの思いを胸に、青木様はこれからも当クラブ競技での目標達成を目指し、戦って行きたいとしております。
青木様の熱い胸の内を語って頂きました。有難う御座いました。そして頑張って下さい。
2019年LPGAプロテスト合格へ_研修生・谷藤あおばの挑戦
当クラブより一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(LPGA)主催の2019年度プロテストを受験します、2人目の研修生・谷藤あおばを、本日は紹介いたします。
この度の谷藤にて、今年当クラブからプロテストへ挑戦する、男女5名全ての紹介が終了します。
岩手県出身の谷藤は、中学生時代からゴルフで頭角を現し、高校3年時にはゴルフ部の部長を務める程、周囲から信頼厚くリーダーとして活躍しました。
地元では広く知られた存在だったのです。
ところで地元岩手県は降雪の関係から、3~4ヶ月間ほどゴルフ場がクローズになります。ゴルフの実践練習と言う意味ではハンデが有り、この事から谷藤は高校卒業と同時に地元では無く、当クラブで研修を積む道を選択したのです。
2015年4月からです。
昨年のプロテストでは周囲の雰囲気にのまれてしまい、谷藤は自分のゴルフを展開出来ず、不合格になってしまいました。これも実力と言えばそれまでですが、それ以降は自信を持ったゴルフが出来る様、当クラブの遠藤プロに指導を仰ぎながら、スイング改造に取り組んで来ております。
コンパクトなスイングで、ミスヒットを無くす事が当面の課題です。
谷藤の得意クラブはウェッジです。30ヤードから40ヤード先のピンを攻めるのに多用しておりますが、上げても転がしても寄せる自信があり、プロになっても見せ場は此処だと自覚しております。
ドライバーの平均飛距離は220~230ヤードですが、谷藤の最大の特徴は曲がらない事です。フェアウエーキープにかけては自信を持っております。
3月1日よりプロテスト受験の受け付けが開始されます。谷藤は第一次予選へエントリーする予定ですが、試合会場は千葉県の「ゴルフ倶楽部成田ハイツリー」を選択する予定です。当クラブより比較的近場にある事から、練習ラウンドをし易いと考えた為です。
当クラブ会員の皆様におかれましては、是非、ご声援のほどお願い申し上げます。「かわら版見ました、頑張ってね」、これ程嬉しい事は御座いません。
2019年の今年、当クラブでは研修生として日々練習を積み重ねている柴晴恵と谷藤あおばの2名を、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)主催のプロテストへ送りだします。
本日紹介しますのは、柴晴恵(シバ ハルエ)です。
富山県出身の柴は、高校卒業後地元のゴルフ場へ勤務しました。当初より柴はプロゴルファー志望でしたが、どの様な練習やスイング作り、或いは体づくりをすれば良いのか暗中模索でした。
数年勤務の後に、現状打破無くして志しの達成無いとの思いを強くし、より良い環境を求めて2016年1月より当クラブへ勤務しております。
昨年2018年に柴はLPGAの下部ツアーであるステップアップツアーへ、単年登録の資格にて参戦する事が出来ました。
4試合へエントリー出来たのですが、結果は今一歩及びませんでした。しかしながらこの戦いを通じ柴は、自らに不足しているもの、例えば技術であったり基礎体力など、取り組まなければならない課題も明確にする事が出来たと言えます。
柴は当クラブで練習を重ねる中、グリーン周りのショートゲームを各段に上達させました。簡単にボギーを打たない粘り強さも、身に付いたと言えます。更に大きな課題であった体力面も強化出来ており、プロテスト受験に向け期待が膨らみます。
プロの資格を獲得する為には、第1次予選 ➜ 第2次予選 ➜ 最終プロテストの3段階を、乗り越えて行く必要が有ります。
柴は3月1日よりエントリー開始になる第1次予選へ申し込む予定ですが、全国4会場の中から愛知県の東建多度カントリークラブ・名古屋を選択する予定です。
8月28日から始まる選択会場での第1次予選ですが、是非、会員の皆様の心強い応援をお願い申し上げます。
本日会員の皆様へ紹介しますのは、今年の公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)のプロテストを受験します、当クラブ男子研修生の吉野達也です。
今年当クラブでは男子3名をプロテストへ送りだしますが、既に中莖と金子の2名を紹介しておりますので、今回の吉野が3番目で最後と成ります。
吉野は2018年3月に山梨学院大学経営情報学科を卒業し、翌月の4月から当クラブへ研修生として勤務しております。
学生時代は日刊アマ関東大会にて、2015年と2017年の2度に渡り優勝するという実績があります。特に2017年の優勝は、3ホールにも及ぶプレーオフを制してのものでした。精神的にタフな戦いでの勝利は、吉野を一回り大きく成長させました。
昨年2018年の静岡県ゴルフ場協会が開催した研修ラウンドでは、年間順位12位の成績にて、今年の第二次プロテスト受験資格を獲得出来ました。
吉野自身の自己評価としては、決して満足のいくものでは無いものの、現在のスランプ状態を考えるならば、良く耐えたとも言えます。
クラブはドライバーからアイアンまで、万遍なく使いこなすのですが、特に5番ウッドを得意としております。3アイアンで止まらないボールを打つよりは、5番ウッドで高いボールを打ちグリーンへ止める、この様な精度の高い攻め方を得意としております。
現在課題にしているのはパットです。この課題を克服していく事が、ゴルフに対する自信を取り戻し、大きく飛躍していける点だと吉野は理解し、日々練習に励んでおります。
以前は長尺パターを試していた時期もありますが、現在は通常の短尺へ戻し練習しております。
当クラブ会員の皆様の「頑張れよ」と言うお言葉が、気持ちを奮い立たせる何よりもの薬ですので、是非場内で見かけた折には、ご声援のほど宜しくお願い申し上げます。なお吉野は今回が、プロテスト初挑戦と言う事になります。