< 丹沢コース・7番ホールグリーン >
春先から開始された丹沢コース7番ホールのグリーン改修工事が終了し、10月1日から使用開始出来るはこびとなりました事を、会員皆々様へ報告させて頂きます。
使用している芝種はペンクロスと言うベント種の為、酷暑の夏越えにはキーパーの松原も大変、神経を使いました。夜間でも26度を超える日々が続いた事から、芝の命とも言える水やりのタイミングが難しかったと言えます。
芝刈りの回数を減らし、尚且つ低刈りせず、何とか夏をしのげたと言うキーパー松原の顔には、9月に入り安堵感がにじんでいました。今後は肥料散布の機会を多めにし、芝を養生すると共に、プレーヤーの皆様にご満足頂ける状態へ仕上げたいとのことです。
セカンドショットの打ち下ろし地点からは、平坦な受けグリーンに見えてしまいますが、よく見ますと右サイドへの傾斜をつけており、ピンポジションによっては難しいパッティングが残る様になっています。
本格的なワングリーンの魅力を是非ご堪能頂きたく、今しばらくお待ち頂きたくお願い申し上げます。間も無く使用開始になります。
< 赤枠内が枝打ちした箇所 >
< 丹沢コース・3番ホール グリーンへ向かい右側 >
2月12日よりコース内の枝打ち作業を行っていますが、主な作業予定箇所は下記の通りです。作業期間は約1ヶ月を予定して居ますが、余裕があればその他の箇所も適時対処して行きます。
■ 丹沢コースの3番と5番の林体
■ 丹沢コースの7番ホール グリーン周り
■ 富士コースの6番ホール グリーン周り
この作業の目的は、コース内の風通しを良くする、日照を改善する事ですが、これによりコース内の芝の育成が良くなると共に、コース内が明るくなります。
上記写真でお分かり頂ける事と思いますが、3番ホールに残雪はありませんが、隣の5番ホールの林体横は溶けずに残っています。今後はこの状況が、少しづつ改善して行くものと思われます。
この伐採作業中、プレーヤーの皆様にはご迷惑をおかけする事が有ろうかと思いますが、何卒ご理解頂きます様、宜しくお願い申し上げます。
< 松原キーパー >
< 管理棟前にて >
昨年の酷暑をなんとか乗り越えられ、また丹沢コース5番ホール・グリーンの改修工事を無事終えられた事が、大きな成果だったと言えます。
酷暑に関しては近年に於ける大きな現象ですので、永年的対応が求められています。コース管理を担当する者にとっては、水やりに関し適切な処置が求められており、状況判断を的確に行い、クオリティーの高いコースコンデションを提供していきたいと考えています。
とは言え昨年に限定するならば、フェアウエーの一部が酷暑の関係から、焼けてしまったのがなんとも悔やまれます。
本年は丹沢コース7番ホール・グリーンの改修工事を、2月より開始する予定にしています。管理スタッフも作業自体に手慣れて来ておりますので、梅雨明けには完成させる計画です。
< グリーンスピナー >
< 管理棟内にて >
今年の大きなテーマとして、『ディポット跡が残りづらいグリーン』を目指しています。単にグリーンのコンパクションを締めるのみならず、薄目砂を均一に散布する事で、よりクオリティーの高いグリーンへ仕上げられます。
その為には専用の機械も必要であり、上記写真の「グリーンスピナー」を既に購入しています。昨年以上の転がりの良いグリーンを春先から提供出来ると思いますので、会員の皆様そしてゲストの皆様には、是非ご堪能頂きたいと思います。
本年も宜しくお願い申し上げます。
< 丹沢コース5番ホール >
< 右サイドから >
< グリーンサイドのり面の芝状態 >
< グリーン後方から5番ホールのティーングランド方面をのぞむ >
グリーン面に於ける芝は活着し、日々4ミリカットにて整備を行っています。しかしながらグリーンサイドののり面は、上記写真でも確認出来る様に、芝がまばらな状態です。
しかしながらのり面の芝は根がしっかりと活着している事から、今後は水やりを行いながら、芝の特性である匍匐してくるのを、じっくりと待つ事になります。
グリーンとその周辺部について、工事は終了しておりますので、今後は整備作業が中心になって来ます。順調に推移した場合、本年9月末から10月初旬にかけ、新5番ホールとして来場者皆様が使用出来る様に成るものと考えています。
来月8月のレポートを、お楽しみにして頂ければ、幸いで御座います。
< 丹沢コース5番ホール >
グリーン上の芝はほぼ活着したものの、未だ刈込をしていない状態ですが、低刈りにも十分対応出来るものと思います。更に50cmほどの落差のある2段グリーンは、ピン位置にもよりますが、決してバーディホールとは言えなくなるものと思われます。
グリーン周りと傾斜地の芝は、根づきも良いのですが、もう少し時間をかけてから機械を入れたいと考えています。
バンカーの砂は3分の2ほど入れた状態ですが、残りはの3分の1は納期が不明な為、現時点で明確な完成時期が分らない状況です。
上記写真で分かるバンカー手前の工事箇所は、傾斜を緩やかにする為に行っています。此れまではスロープが厳しい事から、ここに止まったボールを打つのは、プレーヤーにとってミスが出る頻度が高くなります。此れを避けたいと考えています。
来月のレポートをご期待下さい。