2011.04.1
【写真家・岡田紅陽】
岡田紅陽氏は生涯、40万枚に及ぶ富士山の写真を撮り続けた写真家です。
代表作のひとつである「湖畔の春」は、旧五千円札と新千円札に描かれた
富士山のデザインの基となった写真として有名です。
早稲田大学の学生だった頃、富士に出会い、生涯富士山撮影に身を
捧げる決意をしました。
大学卒業後、東京府の委嘱を受け、自身も被災者となった関東大震災の
被災地を撮影、記録した「関東大震災記念写真帖」が国際赤十字社の
加盟国へ配送されました。
また、富士山とともに全国の国立公園など美しい日本の風景を撮影し
海外からも注目を浴びる事となります。
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