キャディさん達によるグリーン修復作業は、毎日ホールをかえて行われています。冬の間グリーンの芝は、寒さの関係から寝ています。動物に例えるならば、冬眠状態とも言えます。
通常であれば、グリーンフォークでグリーン上の傷んだ箇所を、寄せる作業で間に合いますが、冬にこの様な事をしますと根を切ってしまい、逆効果になってしまいます。
< 箱根コース9番ホールでの修復作業 >
< 2021年1月17日撮影 >
この事から上記写真の様な、目砂作業が必要になって来ます。
根の冬眠中に過剰な栄養剤を施用しても効果が薄いものの、それでも若干の栄養剤を加えた目砂を、傷んだ箇所へ与える事で、気温が上がり根が活性化して来た時の効果が違って来ます。
グリーンは畑と違い耕す事が、出来ないデリケートなものです。ですからきめ細かい施用が、必要になって来るとも言えます。
本日は当クラブスタッフの地道な日常作業を、紹介させて頂きました。