2021年度シニア選手権決勝は横山登様 VS 相原和夫様に決定
4月25日(日)の天候は快晴微風、正しくゴルフ日和、穏やかな一日でしたが、この日シニア選手権の準決勝が行われました。
この日の対戦は、遠藤朋之様VS横山登様、澤越博幸様VS相原和夫様の2マッチ。この戦いに勝ち残ったのは研修会長の横山登様と、同じく副会長の相原和夫様です。
< 向かって左側・横山登 様 VS 向かって右側・相原和夫 様 >
< 2021年4月25日マスター室前にて撮影 >
準決勝を戦い終え、素晴らしいマッチが展開されました。今回敗退した澤越様のスコアは、グロス1アンダーと言う素晴らしい内容でしたが、マッチプレーの神様には見放されてしまいました。
相原様と澤越様の戦いは18ホールでは決着がつかず、エキストラホールへ突入すると言う、正しくサドンデスな展開と成ったのです。富士コース1番ホールの振り出しへ戻った1ホール目で、あわやチップインかと思われた澤越様のアプローチショットですが、カップに嫌われ返しのパットもはずれてしまい勝負がついたのです。
「いいゴルフが出来ました、有難う御座います」と勝者を称える澤越様による敗者の弁は、マッチプレーの醍醐味を味わったとでも言う様なとてもさわやかなものでした。此れまでの戦いの経歴は、下記表にてご確認下さい。
4月23日(金)に迎えた2021年度女子マッチプレー選手権決勝は、新旧女王同士の戦いに成りました。
1999年、2006年、2012年と過去3度の優勝経験が有る若林喜恵子様と、同じく2016年、2017年、2019年と3度女王に輝いた池田久美子様の一騎討は、富士コースから開始されました。
< 2021年度女子マッチプレー選手権優勝_若林喜恵子 様 >
< 支配人の鈴木より若林様へ優勝カップ贈呈 >
前半のフロントナインを3ダウウンとし、後半の巻き返しが期待された池田様の戦いは、箱根コースに入り7番ホールにて力尽きました。3&2にて若林様に軍配が、上がったのです。
9年ぶり4度目の選手権覇者と成った若林様ですが、マッチプレーの心得は、気持ちの切り替えが大切で、負けたホールの内容を引きずらない様にしているとの事でした。
振り返ればゴルフをやり始め5年ほどの時に、優勝した初回は若林様にとって無我夢中でした。その後は「チャンピオン」と言う称号に押しつぶされそうになり、持ち味を発揮出来ない時期が続いたそうです。
お仕事をお持ちと言う事も有り、週に1回も練習場へ出かけられない様ですが、ご家族のバックアップが有ってのゴルフなので、今回の優勝はまず真っ先にご家族へ、そしてゴルフ仲間の皆さんへ報告したいとの事です。
優勝おめでとう御座います。
最後と成りましたが前回覇者の池田様曰く、「強いなと思いました、毎ホールプレッシャーを感じていました」と勝者を評して頂きました。気持ちの整理もつかない中、振り絞る様にコメントして頂き、池田様の大人の対応には大変感謝しております。
有難う御座いました。