6月26日(日)2022年度理事長杯Aクラスのファイナルラウンドが開催され、20名の参加者が頂点を目指し戦われました。
この戦いを制したのは、レフティの矢野陽一朗様でした。おめでとう御座います。
< 2022年度理事長杯Aクラス優勝_矢野陽一朗 様 >
< マスター室前にて >
矢野様の2日目終了時点での順位は単独5位、スコア的にはトップと8打差と言う中、最終組から1組前にて富士コースからスタートして行きました。
矢野様は出だしでボギーを叩くものの、上がってみれば39と言うスコアは、ご本人にとって富士コースでのベストスコアタイとの事。
此れに気分を良くした後半の箱根コースを37、トータル76はネット64、3ラウンドトータルのネットスコアを202としたのです。
箱根コースの最終ホールで、ピンまで1メートルのショートパットに4打もかけてしまい、其のホールをダボにしたのが悔やまれる矢野様ですが、結果は2位選手へ3打差をつけ、見事初戴冠と成りました。
「優勝は無理でも丁寧なゴルフに徹しよう」、スタート時のこの心がけが平常心を保て、パフォーマンスを発揮出来た大きな要因だった様に思えますが、同氏の真摯な姿勢が大逆転劇を呼び寄せたとも言えます。
この度の優勝を真っ先に、ご家族へ報告したいと語る矢野様には、充実感がみなぎっていました。次なる目標は、クラブ選手権での予選突破です。益々のご活躍を祈念致します。
6月26日気持ち良く晴れ渡った空は、理事長杯を戦う全19名を祝する様でした。ところでこの度この理事長杯を制したのは、セカンドステージを単独2位で最終日を迎えた大川克也様でした。
優勝おめでとう御座います。
< マスター室前にて >
会員歴2年未満の大川様には、ゴルフの神様が幾つもへばりついている様で、昨年11月のインテグレーションカップで優勝したかと思いきや、今度はビッグタイトルの理事長杯獲得です。
ゴルフ競技は勝負事ですから、獲れる時に獲ると言うのが、鉄則なのだと言えます。その意味ではゴルフキャリアに関係なく、手のひらに入って来たものを、がっちりと掴むのも勝負師の技だと、言えるのではないでしょうか。
今競技へ臨むに当たり大川様は、春先から或る思いをもって、ラウンドを重ねて来ました。それはグリーン上を、ツーパットでホールアウト出来る様なトレーニングです。この戦術をトレースして行くと、無理にピンを狙う必要が無い事が、自ずと理解出来て来ます。
今回ファイナルラウンドの前半は緊張感から叩くものの、後半は41とまとめられたところに、大川様の戦術が見事に的中した事が分かります。
この度の優勝を大川様は、先ずご家族へ伝えたいとの事でした。この話が出た瞬間、緊張していたお顔が一瞬崩れる様でした。優勝おめでとう御座います。
大川様の更なるご活躍を祈念致しております。