2022年度クラブ選手権チャンピオンフライトの戦いを振り返る
2022年度クラブ選手権チャンピオンフライトは、文字通り本年度当クラブのチャンピオンを決定するものですが、予選会でメダリストになった小松裕様と同じく2位の進藤武之様、両者による頂上決戦となりました。
この戦いを制したのは進藤武之様です。タイトル初獲得、おめでとう御座います。
< 2022年度クラブ選手権チャンピオンフライト優勝_進藤武之 様 >
< マスター室前にて >
< 富士コース9番ホールにて >
当日競技の流れは、箱根コース9ホールと丹沢コース9ホールの18ホールをスルーでまわり、休憩を挟んだ後に富士コースの9ホールにて勝敗を決めるものです。
箱根コースを修了した時点では小松様の4Upでしたが、丹沢コースを修了時点にはマッチイーブンのオールスクエアとなり、正しく勝負は富士コースへと持ち込まれたのです。
レインウエア等は不要だった前半18ホールとは異なり、富士コースのスタート時間となった10時55分には、急に大粒の雨が選手へ襲って来ました。
濡れるグリップを気にしながら、また若干ガスが前方を覆う中、2選手は集中力を切らす事無く戦い、勝負は9番ホールまでもつれたのです。最後の最後、このホールを奪取した進藤様が、本年度クラブチャンピオンに輝きました。
名手・小松様も富士コース終盤にミスが立て続けに出ると言う思いもしない状況から、良く踏ん張っていたのですが、最終ホールで息が切れてしまいました。
進藤様のコメントは、下記下線内です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
出だしの箱根コースはバタバタでしたが、アイアンが好きな私にとって丹沢コースでは、念頭に置いていたスティディなゴルフを実践出来た様に思います。
途中何度なく苦しくなった時、此れ迄の対戦相手の方々のお顔が蘇って来ました。この方々に恥じない戦いをしたい、この思いが全てでした。
終身会員制度を利用し会員に成ったのが2019年11月ですので、会員歴は浅いのですが、この様なビッグタイトルを獲得出来、自分自身のゴルフキャリアの中で、誇らしい年になりました。
今後クラブライフを送る中、タイトルホルダーに相応しい振る舞いを、身に着けて行きたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2022年度クラブ選手権セカンドフライトの決勝を戦ったのは、杉山直毅様と竹原宏様でしたが、粘り強い戦いで勝利を手繰り寄せたのは、杉山直毅様でした。
杉山様、おめでとう御座います。
< 2022年度クラブ選手権セカンドフライト優勝_杉山直毅 様 >
< マスター室前にて >
< 健闘を讃え合う杉山様(向かって左)と竹原様(向かって右)>
< 富士コース8番ホール・グリーン上にて >
スタートの箱根コースでは杉山様が1UPするも、丹沢コースをホールアウトする時点ではマッチイーブン、オールスクエアの状態でシーソーゲームとも言える戦いは、どちらに軍配が上がっても可笑しく無い状況でした。
40分ほどの休憩を挟み最後の9ホール、富士コースのスタートは10時55分。この頃から急に雨脚が強くなり、傘とレインウエアが無くてはならない天候でした。ところが3ホール目からは、見る見るうちに小降りになり、止んで欲しい選手達の願いが届いた様でした。
一進一退の戦いは、富士コース8番ホールにて、勝負がつきました。9番を残し2UPにて、杉山様に軍配が上がったのです。下記下線内は杉山様のコメントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「勝ってしまった」と言うのが率直な感想です。先週、竹原さんとラウンドさせて頂きましたが、ショットや小技など総合的に見て、足元にも及ばないと感じておりました。
1ホールでも長くやろう、そして無欲で臨んだ競技でした。丹沢コースでは短いパットを何度も外し、流れが悪いなと思っていました。しかし富士コースに入ってからは、長目のパットが入りだし、窮地を度々救ってくれたのです。
不思議な感じがしました。
竹原さんには教わる点が多々あり、大変感謝しています。今回の優勝はセカンドフライトとは言え、私自身のゴルフキャリアの中で記念すべきタイトルになりました。
短い会員歴の中で、少しは会員らしく成れて来たかなと思います。来年もまたクラブ選手権では、予選を通過出来る様に頑張りたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2022年8月28日(日曜日)、初代理事長の廣瀬義忠様を記念する月例競技、廣瀬義忠杯が開催されました。女性4名男性61名の合計65名の会員の方々が参戦されましたが、見事この競技で優勝されたのは吉原岳洋様です。
< 廣瀬義忠杯Bクラス優勝_吉原岳洋 様 >
< マスター室前にて >
吉原様はスタートの富士コースを41、後半の箱根コースを44のトータル85で、一日のラウンドを終了致しました。このスコアは全参加者の中で、ベストスコアに輝くものですが、更にハンディキャップ21がものを言い、ネットスコアでは64と成り優勝を手繰り寄せたのです。
吉原様のゴルフ歴は30数年と長いのですが、本格的に取り組み始めたのは、此処2~3年との事です。此れを象徴する様に、当クラブへご入会されたのも2020年でした。
剣道やソフトボールなどのスポーツをたしなんでおられた事から、ゴルフへも違和感無く集中されておられますが、どうしても右手のスナップが強すぎるのが悩みの様です。
その様な中、此れ迄競技会へは2~3回トライされていますが、優勝は今回が初めてになります。今日一日のゴルフを振り返るならば、「力を入れず」、「欲を出さず」自然体でプレー出来たのが、好スコアに繋がったと分析されていました。
今後益々のご活躍を、祈念致しております。優勝おめでとう御座います。
2022年8月28日(日曜日)、通常の月例杯に準ずる廣瀬義忠杯が、開催されました。初代理事長の廣瀬氏を記念し、例年8月に開催されています。
今回この競技会で優勝したのは、白川龍也様です。箱根コース42、丹沢コース32のトータル74ストローク、ハンディキャップ15ですのでネット59と言う驚異的なスコアで、優勝されました。
< 廣瀬義忠杯Aクラス優勝_白川龍也 様 >
< マスター室前にて >
白川様のゴルフ歴は約9年、お仲間の方々と当クラブへご入会されて約1年、早々と月例競技での優勝と成りました。
一時期練習に励んでおられた様ですが、最近は手を抜いて仕舞っていました。此れが幸いし気分的にリラックスして廣瀬杯へ臨め、好結果に繋がった様に思われると、振り返られていました。
白川様は他クラブへもご入会されているものの、競技会での優勝は無く今回が初めてになりますが、もう一度ボードに名前が掲載される様、頑張りたいと抱負を述べられています。
大変控えめな白川様ですが、この度の優勝に関する喜びは、ひしひしと伝わってくるものでした。更なるご活躍を祈念致しております。
< クラブ選手権優勝カップ_チャンピオンフライト >
8月21日(日曜日)未明の雨は止むものの芝はウエット状態、真夏の日差しが無い事を考えればラウンドし易いとも言える、2022年クラブ選手権準決勝を戦う4選手の置かれた気象状況でした。
お天気は穏やかですが4選手の緊張感は高まっており、スタートホールに集まった観戦者も、ジョークは言い難い雰囲気を醸し出していました。7時2分に箱根コースをスタートし、丹沢コースを一挙に回る午前中は18ホールマッチです。
18ホール終了時点で小松様対髙山様はオールスクエア、進藤様対古谷様は進藤様の5UPと言う展開でした。
お昼休憩を挟み決着コースの富士コースでは、スタート時間の12時15分頃、一過性の激しい雨が降り出し、選手たちを悩ませるるものの、3ホール目からは急速に止みました。不安定な天候の中、精一杯の戦いを展開し、決勝へ駒を進めた2選手は下記の方々です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ 小松 裕 様のコメント
緊張緊張の連続で、こんなシビアなゴルフは、全く経験した事が有りません。27ホールを消化した段階でオールスクエア状態でしたので、箱根コース1番からエキストラホールへ進みましたが、このホールでやっと勝負がつきました。
大変楽しい試合でした。
この選手権を振り返り、強い人たちに当たり勝ち上がって来ていますので、最後の一番も勝ちたいと思います。それが此れ迄対戦して頂いた方々への、感謝の気持ちだと考えています。
今週は数日、休を休める日を作って次週に臨みたいのですが、自分のゴルフに徹する事が出来る様、集中力を高めて頑張ります。
★ 進藤 武之 様のコメント
準決勝は1ホール毎、落ち着いてプレー出来たのが、勝因だった様に思われます。スティディに戦う、此れを実践出来た事が、大変嬉しいです。
決勝で戦う小松様は全てにおいて、格上の相手だと思っています。とは言え戦うからには、自分を見失う事無く、今の自分が持てる良さを発揮出来る様、頑張ります。
焦る事無く、落ち着いて臨みたいと考えています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
尚進藤様に敗れた古谷様は、ご自分の調子について云々する事無く、勝者である進藤様を称える事を忘れていませんでした。次週も頑張って欲しいと送るエールに、進藤様も感動されていました。何とも素晴らしいマッチでした。
いよいよ次週は、決勝です。
< クラブ選手権セカンドフライト_優勝カップ >
8月21日の日曜日、2022年クラブ選手権競技セカンドフライトの準決勝は、次の2マッチが行われました。竹原宏様対磯ヶ谷清様、杉山直毅様対工藤正嗣様。
箱根コースからスタートし丹沢コースを回る18ホールをスルーでプレーし、休憩を挟み後半は富士コースで勝敗を決める流れです。この戦いに勝利し、次週の決勝を戦う2選手は、下記の通りです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ 竹原 宏 様のコメント
最近、知人よりアドバイスを頂いたのですが、此れが大きなヒントになり、ゴルフの調子は上向きです。この様な中で本日、準決勝を迎えましたが、殆どノーミスでプレー出来ました。自分のゴルフに徹する事が出来たのが、勝因だったと思います。
次週もこの調子を維持し、臨みたいと思います。なお本日対戦した磯ヶ谷様は、お体の不調を悩んでおられましたが、一日も早い回復をお祈りしています。
★ 杉山 直毅 様のコメント
私の会員歴は2年未満ですが、入会し初めて大きな試合の決勝へ臨む事になりました。対戦相手の竹原様は大変お上手な方ですので、胸を借りるつもりで、精一杯当たって行きたいと思います。
次週は決勝ですが、試合の緊張感を愉しみたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8月21日日曜日、8月生まれの会員皆様をお祝いするバースディカップが、この日開催されました。女性4名男性53名の合計57名、此れがご参加者皆様の内訳です。
箱根コースをスタートし後半は丹沢コースを回る方々が30名、丹沢コースから富士コースへの方々は27名と言う、二つの流れに分かれてのラウンドと成りました。
< 8月度バースディカップ優勝_寺井 利幸 様 >
< エントランスホールにて >
寺井様は普段、ご友人達と楽しむゴルフに徹しておられ、月例競技などへは出場した事が有りません。とは言え当クラブ会員歴4~5年の中で、「バースディカップ」へは、此れ迄5~6回参加されています。
その様な中、賞を受賞したのは、今回が初めてでした。運が大きく左右するこのバースディカップは、一打一打にキリキリする事無く楽しめるのが、大きな魅力の様です。
今後もバースディカップへは、ご参加して下さるとの事、お待ち申し上げております。
♠ ♠ ♠ ♠ ♠ ♠ ♠ ♠ ♠
< 支配人賞_木所 高彦 様 >
< エントランスホールにて >