2023年度クラブ選手権チャンピオンフライト優勝は出浦悠豊 様
< 2023年度クラブ選手権優勝_出浦悠豊 様 >
< マスター室前にて >
8月28日(日曜日)、早朝より好天に恵まれ、クラブ選手権競技に相応しいい一日となりました。この日この選手権の頂点に立ったのは、20代真ん中の若者・出浦悠豊(イデウラ ユウト)様でした。
この度の頂上決戦は、実力と実績共に申し分のない大ベテランの佐藤充様に対し、会員歴2年の若者が挑戦する、いわゆる新旧対決となりました。佐藤様の75歳の御歳にしてクラブ選手権の覇者たらんとする意気込みは、周囲の会員からすれば、なんとも羨ましい限りの活躍でした。
何度も何度も接戦をものにして這い上がって来た佐藤様の思いを打ち砕いたのは、長打力とアイアンの正確さで勢いのある出浦様でした。箱根コースから丹沢コースの18ホールを終了し5アップとリードした出浦様ですが、残すは富士コース9ホールのみとなる中、決定的となる様な出来事があったのです。
それは富士コース2番ホール・533ヤードのパー5コースでした。出浦様のドライバーショットは芯を捉えた一打でフェアウエー中央、2打目からピンまでの距離を212ヤードと判断し、取り出したクラブは5番アイアンでした。
見事に2オンしイーグルを奪取した出浦様ですが、その長打力は佐藤様の様な実力者をも沈黙させるに充分でした。
今回この選手権覇者となった出浦様ですが、競技を振り返り次の様に話されています。
出浦様コメント ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
小学校5年から始めたゴルフですが、14年のキャリアの中で自分自身のゴルフの内容が、大きく変わり進化出来たのは、ある方との出会いからでした。その方(恩師)との出会いが無ければ、この様な大きなタイトルを獲得出来なかったと思います。
今回の喜びは、先ず両親とゴルフの恩師へ、報告したいと思います。
もし来年倶楽部対抗の選手になれるのであれば、活躍出来る様に努力していきたい、これが今後の目標です。
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< 2023年度クラブ選手権セカンドフライト優勝_髙山賢一 様 >
< マスター室前にて >
3度目の正直とはこの事でしょうか。ついにタイトルホルダーの一員になれたと言うのが、髙山様の偽ざる心境では無いでしょうか。
始めて参加した3年前のクラブ選手権チャンピオンフライト決勝戦では、長島英樹様と熱戦を繰り広げるも、27ホール目の富士コース9番ホールで、ティーショットを右へ曲げてしまった事が致命傷となり、夢かなえませんでした。リベンジとして臨んだ昨年は、準決勝で敗退しています。
この様な当クラブでの戦歴の中、髙山様は如何にタイトルを獲得する事が、様々な要素が絡み合い難しい事を、良く理解されています。今回優勝した事は、髙山様の大きな一歩になられた様に思われます。
ところで対戦相手の市川様は、箱根コースと丹沢コースの18ホールを消化した段階で、若干水を空けられていましたが、最終の富士コースに入り粘り強さを発揮し、9番ホールまで勝負の行方は分からない状態でした。
ところが9番ホールのセカンドショットを、市川様は左バンカーへ入れてしまったのです。できればワンピンへ付けて、パッティング勝負へ持ち込みたいところだったのでは、無いでしょうか。勝負どころと判断した市川様のショットに、少し力みが出てしまったようでした。
髙山様のコメント ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
市川様との27ホールは大変楽しく、また機会があれば勝負したい、それほど魅力的な素晴らしいゴルフをされていました。
セカンドフライト言えども、タイトルホルダーになりたいと希望していましたので、今回は大変うれしいです。次回はシニア選手権を目指して頑張りたいと思いますが、これが今回挑戦できる最後の試合になると思います。
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< 広瀬義忠杯Aクラス優勝_山本 務 様 >
< マスター室前にて >
創業者であり初代理事長の広瀬義忠氏を祝する意味合いから、毎年開催されている広瀬義忠杯ですが、これは月例競技も兼ねています。通常の月例競技では、優勝者へのカップ授与は無いのですが、当競技に関しては広瀬義忠カップが贈られます。
今回この競技への参会者は、男性のみ51名でした。箱根コースをスタートし後半は丹沢コースを回る18ホールズの戦いを、今回制したのは山本務様でした。38/41のトータル79ストロークにて、とても実力とは思えない低い評価のハンディキャプ15がものを言い、ネットスコアは64でした。
普段、山本様が課題にしているのは、ドライバーショットとパッティングです。今回ドライバーは可も不可も無く、そこそこの手ごたえでしたが、ことパッティングに関しては、長めの距離の2打目をカップ近くまで打てたのが、スコアをまとめるうえで大変大きかった様です。3パットが1回もなかったとの事。
ゴルフをお始めになった中学生の頃から数えればキャリア50年、当クラブ会員になられ20年の山本様ですが、月例競技での優勝は過去2回、今回で3回目になります。今後も良いプレーを続けたいと精進する山本様ですが、「山本様のゴルフ道」がますます充実します様、祈念いたしております。
優勝おめでとう御座います。
尚2位以下5位までの方々は、下記の通りです。(敬称略)
2位 岩井清彦 39/42 グロス81 ネット65
3位 馬場康人 40/39 グロス79 ネット66
4位 清水清人 42/38 グロス80 ネット67
5位 内田靖彦 41/42 グロス83 ネット67
< 広瀬義忠杯Bクラス優勝_江田耕一郎 様 >
< マスター室前にて >
8月27日(日曜日)に開催された広瀬義忠杯へは、女性6名、男性79名の合計85名の方々が参加されました。富士コースをスタートし後半は箱根コースを回る18ホールズの戦いですが、今回優勝したのは会員歴3年の江田耕一郎様でした。
江田様のスコアは45/44の合計89、ハンディキャップ28にてネットスコアは61でした。かつて会員になられ初参加した月例ではネットスコア58を出し、あわや優勝かと思われましたが、資格無しという事から幻に終わった過去がありました。
しかしながら今回は、正真正銘の優勝です。おめでとう御座います。
今回優勝出来た大きな要因は、チーピンとプッシュアウトの癖玉が出なかった事の様です。癖玉が出なければ90前後のスコアも、一たびで出すと100前後になってしまうのが悩みの様です。
江田様のゴルフキャリは長いものの、本格的にゴルフを再開したのは8年前になります。お仲間4人で当クラブへご入会されましたが、満足度が高く充実されたゴルフライフを送られている様です。今後益々のご活躍を祈念いたしております。
尚、2位から5位までの方々は、下記の通りです。(敬称略)
2位 戸田浩二 47/49 グロス96 ネット61
3位 川島謙一郎 43/38 グロス81 ネット63
4位 茂田俊幸 40/44 グロス84 ネット64
5位 佐藤修一 43/43 グロス86 ネット66
< 丹沢コース5番ホール >_1
< 丹沢コース5番ホール >_2
< 丹沢コース5番ホール >_3
上記写真(3)で見えるピンフラッグは、現在プレーヤーの皆様が使用しているグリーンのもので、改修グリーンでは有りません。のり面の芝着きも良くなり、先月のまだら模様が大幅に改善されています。
グリーン面は酷暑の関係から若干焼けた部分が有りますが、適切な水やりを行う事で徐々に回復して来るものと思われます。今後の課題は、自然成長にかませたグリーン外の芝を、何時整備していくかです。
芝刈り機を投入しグリーン外周の整備作業を数回繰り返す事で、5番ホール改修グリーンが仕上がって来るものと思われます。ここ迄は順調に改修できている、此れが今月の報告になります。