快晴に恵まれた5月12日、『2019シニア選手権』が開催されました。決勝を戦うのは相原和夫選手と渡辺達也選手です。
どちらが勝っても初優勝と成りますが、予選参加者27名の頂点を目指し、早朝の7時30分に富士コース1番ホールからスタートして行きました。
< 2019シニア選手権優勝_相原和夫様 >
フロントナインは渡辺選手が1UPで折り返すも、バックナインの中盤からショットに少しずつ乱れが生じて来ていました。
渡辺選手は後半自らを叱咤する場面もある反面、相原選手はその様な状況に一喜一憂する事無く、常に『パーおじさん』と向き合っている様でした。
相原選手のゴルフと向き合っている表情からは、感情の浮き沈みを読み取る事が出来ないのですが、これはご自身が鍛え上げた結果なのでしょうか。
マッチの成績表は下記の通りです。(敬称略)
箱根コース5番ホールまでは共に相譲らずイーブンの状態でしたが、6番ホールからの3ホールで2つ取れた相原選手に、勝利の女神が輝きました。
これを振り返り相原選手は「7番ホールがキーポイントでした」として、自らのミスをボギーで抑えられ、尚且つ渡辺選手のミスにも助けられた点が大きかったとしたのです。
相原選手5度めの挑戦でした。
かたや渡辺選手は敗戦の弁として「メンタル面」を上げたのですが、昨年は準決勝で敗退しているものの、今年は決勝までこぎつけております。
回を重ねる毎に渡辺選手は階段を登って来ておりますので、是非来年は勝利の美酒を味わって頂きたいものと思います。