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2025.10.20 ■ 2025年シニア選手権優勝は相原和夫 様_4度目の戴冠

< シニア選手権優勝杯 >

< 2025年シニア選手権優勝_相原 和夫 様 >

< 遠藤プロ兼キャディマスターが優勝カップを相原様へ贈呈 >

 2025年10月19日(日)シニア選手権の決勝が、富士コースと箱根コースを使用し行われました。決勝を戦う選手は、この試合3度優勝の実績を誇る相原和夫様と、2023年、2024年と連覇している舟橋史郎様のまさしく実力者決戦と言えるものでした。

 各ホールの勝敗は、下記の通りです。(選手名は敬称略)
富士コース 1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 前半
相原    ━     ━     〇  ━
舟橋    ━  〇  ━  〇     ━  〇  〇  〇  4Up

 前半は相原様のミスショットとミスパットが目立ち、舟橋様が5ホールを奪取する内容は、ある意味ワンサイドゲームかもと想像させるものでした。
 しかしながら動揺した雰囲気を一切出さない相原様には、過去3度優勝の経験からか、落ち着きがみられました。

箱根コース 1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 後半   勝敗
相原    〇  ━     〇  〇  〇  〇  〇  〇  6UP   相原2UP
舟橋       ━  〇

 早朝時は晴れ間も見えたのですが、10時30分頃より雨模様になり、傘は必須な状況でした。
 後半は舟橋様の簡単なミスが見え始め、本来の調子では無い事が、一目瞭然と伺えました。とは言え愚痴をこぼす事無く淡々とプレーする姿は、まさしく競技者の鏡とも言えるものでした。

 大詰めの箱根コース9番ホールですが、此処を舟橋様が取ればエキストラホールへ突入する場面でしたが、舟橋様のティーショットは引っ掛かってしまい、左斜面の歩経路奥まで飛んでしまったのです。2打目は出すだけになってしまったのに対し、相原様のティーショットはフェアウエーど真ん中でした。

 舟橋様には更なる不運が続きました。舟橋様の3打目がグリーン左横の枝にとまってしまい、遠藤プロの裁定を仰ぐ事態になったのです。舟橋様は5打目をグリーンへ乗せた段階で、ご自身から相原様へ歩み寄り、ご挨拶し終了しました。この日は舟橋様の日では、無かったのかも知れません。
 
 2025年度シニア杯に相原様が優勝した瞬間でした。

■ 相原様のコメント
 前半と後半では、全く違ったゴルフでした。
 前半はショートゲームに苦労しましたが、後半はパッティングの調子も戻って来たので、手応えを感じていました。とは言え、前半で大量にリードされていましたので、後半は相手に失礼の無い様、一生懸命にプレーしようと心掛けました。

 私自身は箱根コース8番ホールで、3メートルほどのパーパットを沈められたのが、大きかった様に思っています。
 いずれにしても優勝出来て良かったと思います。可能性が有る限り、来年も又頑張りたいと思います。

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